南区ウェルビーイング見える化プロジェクトを開始します~SENBOKUスマートシティコンソーシアム「データ連携WG」の取組~
堺市、大阪公立大学(学長:辰巳砂 昌弘)、西日本電信電話株式会社 関西支店(関西支店長:小川 成子、以下 NTT西日本)は、堺市南区における住民の皆様の暮らしの質(クオリティ・オブ・ライフ)の向上とWell-Being(幸福感)の実現に向け、デジタル庁が全国調査結果を公表している地域幸福度(Well-Being)指標を比較・分析し、住民の皆様が感じるウェルビーイング像やニーズを見える化し施策に反映させるための実証プロジェクトを開始します。
1 実施概要
本プロジェクトでは、ICTを活用し、南区の住民の皆様の感じるウェルビーイングを他市、他区と比較・分析することに加えてアンケートを実施し、ニーズを明らかにします。この結果は堺市南区政策会議に報告し、ウェルビーイングに関する議論のエビデンスとして活用します。また、提案された意見は、スマート区役所などの南区の施策やスマートシティの推進など、南区のウェルビーイングの実現に向けた取組に反映します。
なお本プロジェクトは、SENBOKUスマートシティコンソーシアムにおける「データ連携WG」のプロジェクトとして、かつ大阪公立大学スマートシティ研究センターが、イノベーションアカデミー事業に基づき時代や住民の皆さまのニーズに応え、“新たなる知”を創造・実践し、都市シンクタンク機能を担うために、本市と連携して取り組む大阪公立大学協創推進事業のひとつとして実施するものです。
【堺市南区政策会議について】
南区の実情及び特性に応じた政策形成を進め、特色ある区行政の実現に資することを目的に、市が実施する施策等について、地域の方等から意見を聴取するために開催する会議です。
南区役所では、第1期堺市南区政策会議(令和3年度・4年度)のご意見を踏まえ、南区の住民の皆様の暮らしやすさ、働きやすさ、楽しさ、幸福感の向上などウェルビーイングの実現に向け、以下の方向性をまとめ、この方向性に基づき取組を進めています。
- 南区独自の防災力向上モデル ~“あたらしい共助”の輪を広げよう~
- 子育て・教育、健康長寿などにおける南区ウェルビーイング(Well-being)総合プロジェクト
- 南区ブランド戦略
2 期間
令和5年12月11日(月)~令和6年3月31日(日)
3 各者の役割
◇堺市 実証フィールドの提供、実証検証用データ取得、プロモーション、堺市南区政策会議への報告
◇大阪公立大学 ICTを活用した調査のテーマ設定や深掘調査の項目に関する助言、実証検証用データ取得、データ可視化・分析、データ考察
◇NTT西日本 実証プロジェクト全体運営、分析設計
4 今後の展開
令和5年12月~令和6年2月 データ分析の実施
令和6年2月 堺市南区政策会議で分析結果を報告
令和6年3月以降 スマートシティサービスやスマート区役所実現のための取組の具体化
データ連携
WG